HarnessがCloud Cost Managementのトッププロバイダー10社に選ばれた理由

ハーネスクラウドコストマネジメントは、The Forrester Wave™に初登場しました。Cloud Cost Management And Optimization, Q3 2022」に初登場し、業界のトップベンダーの1社として評価されたことに感激しています。

クラウドコストが制御不能になり、より優れたクラウドコスト管理ツールの必要性が高まっているという問題に対処するため、Harness Cloud Cost Management (CCM) を発表したのは、それほど前のことではありません（2020年第3四半期）。多くのお客様がクラウドネイティブインフラに移行する中、アーキテクチャの自動化と効率化を実現することは、当社の製品ポートフォリオに自然にフィットし、より優れたクラウドコスト管理体験を提供できることを実感していました。

そのため、The Forrester Wave™: Cloud Cost Management And Optimization, Q3 2022 に初めて登場することに興奮しています。多くのベンダーがこのエキサイティングな業界に参入している中、「最も重要な10社」の1社に選ばれたことは、当社にとって大変光栄なことです。

フォレスターはレポートの中で、「ハーネスは企業として目覚ましい成長を遂げている」と述べており、当社のHarness CCMモジュールはその成長の大きな一翼を担っています。一方で、私たちがクラウドコスト管理のあり方を革新し、自動化し続ける一方で、お客様はクラウドコストの支出を何百万ドルも節約しています。

ハーネスCCMの特徴

Harness CCMは、何よりもまず、クラウドでSaaSビジネスを展開している企業のコスト削減に注力しています。AI/MLを活用したIntelligent Cloud AutoStoppingやKubernetes cluster right-sizingといった革新的な機能を導入し、お客様のコスト削減を自動化することを実現しています。実際、Forresterはレポートの中で、「競合他社の中で、ハーネスほどこれらの機能を深く理解しているところはほとんどない」と指摘しています。

これらの機能をもう少し掘り下げてみましょう。

クラウド自動停止によるコスト削減の自動化

クラウドコストの最大の無駄の1つは、特に開発およびテスト環境におけるアイドル状態のクラウドリソースです。アイドル状態の開発リソースよりもさらに悪いのは、プロビジョニングはされたものの、一度もデプロイされていない本番環境リソースです。 Harness CCMは、これらのアイドル状態や未使用のリソースを発見し、その対処方法を提案しますが、その提案を実行する担当エンジニアを探すのに時間がかかるため、クラウド・コストはどんどん膨れ上がっていきます。この課題に対応するため、ハーネスでは、プロアクティブにアクションを起こし、制御不能になる前にクラウド費用を止めるCloud AutoStoppingを導入しました。

Cloud AutoStoppingは、お客様のポリシーに基づき、アイドル状態のリソースをリアルタイムに自動認識し、停止させることで、無駄なコストを排除します。AutoStoppingを利用することで、お客様は以下のことが可能になります。

• リソースのアイドルタイム（週末など）を自動的に検出し、リソースをシャットダウン（オンデマンド）または終了（スポット）させることができます。
• トラフィックや利用要求が検出されると、それらのリソースを自動的に再起動します（月曜日、こんにちは！）。
• スポットの中断を心配することなく、完全にオーケストレーションされたスポットインスタンスでワークロードを実行できるようにします。

これらすべては、お客様には透過的に行われ、すべてのマシンがアクティブか停止かにかかわらず、同じアクセス経路で利用可能な状態を維持します。

Kubernetesクラスターに深く入り込む

Harness Cloud Cost Managementは、コンテナコストの最適化を主眼に置いて構築されました。クラウドコストの複雑さをKubernetes以外のワークロードで抽象化するのと同じように、Harness Cloud Cost Managementは組織のKubernetesコストをわかりやすく描きます。

特に、Harness Cloud Cost Managementは、コストの可視化、コスト削減、コスト予測のためのソリューションを提供し、包括的なコスト管理戦略の全体を簡素化します。Harnessを使用することで、CloudOpsチームはKubernetesのコスト管理に関するこれら3つの足のそれぞれを実装し、強力なフィードバックループを作成し、経営、財務、エンジニアリングチームがCloudOpsがパフォーマンスとコストの両方において正しく機能していることを安心して確認できるようにしています。

Kubernetesをより深く知りたい方は、eBook「Cost Management Strategies for Kubernetes」で詳細をご覧ください。

大切なのは「視点」です

Harness CCM Perspectivesは、財務、CloudOps、エンジニアリングのどのユーザーであっても、ビジネスニーズにより意味のある方法でリソースをグループ化することができる機能です。マルチクラウドのコストデータを統一的に表示し、ガバナンスを柔軟に管理し、コンテキストに基づいた最適化の機会を提供します。コストの可視化、予算、推奨事項はすべて、個々のユーザーにとって重要な観点から見ることができます。

チーム別、アプリケーション別、環境別など、コストカテゴリを自由に組み合わせてパースペクティブを構築することができ、クラウドの支出に最適なビューを提供します。これには、共有クラスターのコストに関する詳細情報を取得し、KubernetesまたはECSクラスター、ネームスペース、ノード/インスタンス、ワークロード/タスク、またはラベルレベルまでドリルダウンすることが可能です。

コストに対する可視性の向上にとどまらず、パースペクティブは、コスト情報と節約推奨事項を組み合わせることで、コストとコストの異常の根本原因を突き止めることを容易にし、適切な人々がビジネスを管理するために必要な情報を手に入れることができるようにします。

次はどうする？

Harness CCMは市場に出てからわずか2年ですが、すでにクラウドコストマネジメントのトップ10に入っています...そして、私たちはまだ始まったばかりです。

もし、あなたがクラウドコスト管理ソリューションからより多くの利益を得るべきだとお考えなら、Harness CCMをご覧になってみてください。 無料でお試しいただけます。 また、Harness CCMがどのように役立つかについては、当社の専門家にご相談ください。

この記事はHarness社のウェブサイトで公開されているものをDigital Stacksが日本語に訳したものです。無断複製を禁じます。原文はこちらです。