Harness、2億3000万ドルのシリーズD資金調達で評価額は37億ドルに急騰

Harness Software Delivery Platformが顧客に急速に普及し、評価額は２倍以上に上昇。

サンフランシスコ発- 2022年4月26日 - 最新のソフトウェアデリバリープラットフォームを提供するHarnessは、本日、評価額37億ドルで、2021年１月の前回の資金調達ラウンドから２倍以上の評価額で２億3000万ドルの新規資金調達を完了したことを発表しました。Norwest Venture PartnersがシリーズDラウンドを主導し、新規投資会社としてJ.P. Morgan、Capital One Ventures、Splunk Ventures、Adage Capital Partners、Balyasny Asset Management、Gaingels、Harmonic Growth Partnersが参加しました。また、ServiceNow、Menlo Ventures、IVP、Unusual Ventures、Citi Ventures、Battery Ventures、Alkeon Capital、GV（旧Google Ventures）、Sorenson Capital、Thomvest VenturesおよびSilicon Valley Bankも継続して出資しています。このラウンドには、１億7500万ドルの株式と5500万ドルの負債による資金調達が含まれています。Harnessでは、この新たな資金注入により、世界レベルの人材を全社的に育成し、Harness Software Delivery Platformのさらなる拡大を目指します。

「今日の画期的な資金調達ラウンドとHarnessの評価額の急上昇は、私たちの素晴らしい顧客によってのみ可能です」とHarnessのCEO兼共同創業者であるJyoti Bansalは語りました。「今日の経済はソフトウェアによって動かされており、企業はソフトウェア開発チームの迅速な技術革新に依存しています。我々は、革新的で安全なソフトウェアを大規模に提供するために必要な完全なソフトウェアデリバリーソリューションを開発者チームに提供し、一流のチームが求める開発者体験を提供し続けていきます」

「今やあらゆる企業がソフトウェア企業となっています。しかし、ソフトウェアの構築とデプロイはまだあまりに煩雑です。昨年初めてHarnessと提携したとき、Jyotiとそのチームは、このソフトウェアデリバリーライフサイクルのすべてのステップを自動化・合理化するという野心的なビジョンを持っていました」とNorwest Venture PartnersのパートナーであるRama Sekhar氏は述べています。「それ以来、彼らはその計画を達成し、クラウドのコスト最適化やセキュリティーといった新しい分野にも広げてきました。HarnessがModern Software Delivery Platform^TMを構築するにあたり、世界トップクラスのチームとのパートナーシップを倍増させることができ、とてもうれしく思っています」

ServiceNowのコーポレートビジネスデベロップメント担当バイスプレジデントであるPhilip Kirkは、「顧客や従業員がこれまで以上に期待するシームレスなデジタル体験を実現するためにソフトウェアデリバリーを簡素化するというミッションを遂行するHarnessを引き続き支援できることを、ServiceNowはうれしく思っています」と述べています。「Harnessのようなインテリジェントなプラットフォームは、企業のDevOpsチームにとって重要な課題を解決するものであり、我々は両社の協力関係を拡大することを楽しみにしています」

Harnessのミッションは、世界中の2,700万人のソフトウェア開発者一人一人が、エンドユーザーにコードを迅速、安全、確実、かつ効率的に提供し、開発者の体験を劇的に改善できるようにすることです。今回の資金調達は、この１年間に同社が達成した大きな成果の１つです。

• 年間収益率（ARR）が前年比２倍以上に増加
• 2021年１月に250人だった従業員数が、現在では約700人に急成長
• Harness Software Delivery Platformに数百社の新規エンタープライズ顧客を追加
• Harness Software Delivery Platformの大規模な拡張
  • Harness Service Reliability Management、Harness Feature Flags、Harness Security Testing Orchestration、Harness Chaos Engineeringの４つのモジュールを追加
  • Enterprise GitOps for Harness CD、OPAベースのPolicy Engine、高可用性CI、CCMによるインテリジェントなクラウド自動停止、Feature FlagsにおけるGitOpsサポートなど、100以上の新機能を提供
• Harness Software Delivery Platformの年間デプロイ件数は1700万件以上
• Drone、LitmusChaos、Harness CD Community Editionなど、複数のオープンソースやソース公開されているプロジェクトに対応。GitHubには、Droneだけでも１億８千万以上のDocker Pullと24,000以上のスター
• Forbes 50 Best Cloud Computing Companies、Glassdoor Best Places to Work、TechCrunch Best Tech Startups to Work For、Glassdoor and Battery Ventures Highest-Rated Cloud-Computing Companies To Work For、Quartz Best Companies for Remote Workers、San Francisco Business Times Best Places to Work などの賞を受賞

詳細については、www.harness.ioをご覧ください。また、私たちのチームに参画したい方は、https://harness.io/company/careers/をご覧ください。

Harnessについて

HarnessはModern Software Delivery Platform^TMで、エンジニアリングチームとDevOpsチームがアプリケーションを迅速に本番環境にリリースするための、シンプルで安全かつ確実な方法を提供します。Harnessは、機械学習によりデプロイの品質を検出し、失敗したものを自動的にロールバックします。これにより、時間を節約し、カスタムスクリプトや手動での監視の必要性を減らし、エンジニアの週末を取り戻します。Harness Inc.はサンフランシスコに拠点を置いています。詳細はTwitterの@harnessioとharness.ioをご覧ください。

この記事はHarness社のウェブサイトで公開されているものをDigital Stacksが日本語に訳したものです。無断複製を禁じます。原文はこちらです。